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主婦家事動線について

2021.10.04

家族がそこで生活する以上毎日こなさなければならないミッションが家事。

奥様(一般的に…)は誰よりも早く起き、キッチンでは朝食の準備と家族のお弁当作り、家族を起こしながらベッドや布団を整え、自分ではまだできないお子さんがいればその身支度をしてあげながらもご主人を送り出す。共働きであれば、自分の身支度と洗濯、食器の片付け、子供たちの幼稚園・保育園への送迎をこなし、ようやく出勤。朝だけでの家事でさえ言葉にするとこれだけのボリュームがありますが、SNSで話題となっていたクレヨンしんちゃんの【みさえさんが3分間で家事や子育てを全てこなす】動画を見るとそのあわただしさ・大変さが身に染みてきて、感動すら覚えます。

プランを作成しご提案する際にもお打合せの中で生活動線、とくに家事動線をどう確保するかが必ずテーマとなります。私たちが住まいという場を提供することでできることは、設計段階でその負担を減らすお手伝いと家族で楽しくストレスを減らせる環境を整えてあげること。

生活の三大要素、衣・食・住の中の衣、それについてまわるのが洗濯で、もっとも負担が大きい家事といってもいいでしょう。洗う・干す・たたむ(アイロンがけ)・しまうといったように洗濯という家事の中にも様々な行程があるのでより負担も大きくなります。

そこで、最近のご提案の流行としては、脱衣室・洗面所・ランドリールーム・ファミリークローゼット・外部物干デッキ(バルコニー)といった間取りの組み合わせです。1FにLDK・2FにLDKのどちらでも親和性が高く、そしてキッチンに近く目の届くところに配置すればより動線がシンプルになり、また、小さいお子様がお手伝い感覚で始められる家事になるでしょう。

ただし注意が必要で、ゆとりのある条件ではもちろんおすすめをしておりますが、すべての部屋を取り入れるとそれだけで10畳ほどのスペースが必要になります。洗濯家事動線ばかりに重きを置き、他の空間を圧迫してしまっては、くつろぎたいゆったりとしたLDKが作れなくなってしまいます。

そこで、限られた敷地・ご予算のなかで難しい場合には、メインのウォークインクローゼットを隣接させてファミクロ兼用にお使いいただくのはいかがでしょうか。また弊社の外断熱仕様のお住まいは気密性・断熱性が高くエアコン仕様の際、乾燥しやすくなるため、普段エアコンを運転させる時間が多い部屋に室内物干場を設けることにより、部屋の湿度を適切に保ちつつ衣類の乾燥もできるご提案でご好評いただいておりますのでぜひ参考にしてみてください。

こういった様々な工夫が必要なくらい重要な洗濯という家事が、そこに暮らすご家族にとって負担とならないご提案ができるよう、アイデアを日々模索しつづけています。

菅原