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建て時とは

 

いまだ収束の見えない新型コロナウィルス感染症。

そんなコロナ禍にあって、すごもり・テレワーク・おうち時間・ステイホームなど住まいと人との関わり方が変化し、海外を中心として住宅新築やリフォームの需要が増加傾向にあります。

その背中を押すように、住宅ローン減税の3年延長が今月契約・2022年12月入居分まで、グリーン住宅ポイントという一定の性能を有する住宅へ、様々な商品や追加工事に交換できるポイントの付加が来月31日までの申請分まで等、需要を促進するような補助制度も用意されています。

その一方、日本の住宅の6割を占める木造住宅に必要不可欠な木材が、アメリカ・中国の住宅需要過多の影響により不足どころか欠品まで起こり、価格も吊り上がって高騰しています。住宅をお考えの方は最近よく耳にするいわゆるウッドショックです。その他、基礎や屋根などに使用される鉄も値上がりしており、買い控えようというお客様もいらっしゃるという矛盾する現状に我々実務者は直面しています。

では、今、住まいの新築やリフォームを計画されているお客様はいつ契約していつ建てるのがいいのでしょう?

私の見解はそれぞれのご家族の”建て時”がそのタイミングなのではないかと思います。ウッドショックは年内に価格が落ち着く様子は見られませんし、一年後の価格が元の正常な取引価格に戻っているかということも誰もわかりません。一年後の住宅ローン金利も現在の低金利のままかどうかも誰もわかりません。その他の材料ですら何が起こるか誰もわかりません。

であれば、新築を考えはじめた皆様は何かのきっかけがあり動き始めたことだと思いますので、そのきっかけこそが人生にとって重要であり、住宅が必要なタイミングであると考えます。たとえ待っていて価格が落ち着いて下がっていたとしても、賃貸であればそれまでの間家賃は発生し続けていたでしょうし、それよりもそのときに必要と感じた住まいで暮らすことが一日でも多い人生のほうが幸せではありませんか?そして補助金などのメリットも使えればなおさらですね。

ということで、建てるならそう思った時が建て時。そして、私たちは幸せな時間を過ごせる住まいをこれからも提供し続けてまいります。

営業部 菅原

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